UbuntuにApache2をインストールしてサイトを公開する

2020年7月9日Ubuntu,ミドルウェア

Ubuntu(Debian系Linux)でApacheを動かしてWEBサイトを公開できるようにする。
今回は Ubuntu 18.04.3 LTSを使って検証。

Apacheが入っているかとバージョンの確認

まずはApacheがすでにインストールされているかと、バージョンの確認。
コマンドラインから以下のコマンドを打ち込む

$ apache2 -v

Apacheがすでにインストールされていればバージョン情報が返ってくるはず
今回は以下が返ってきた

Command 'apache2' not found, but can be installed with:
sudo apt install apache2-bin

どうやら、Apacheがインストールされて無いようだ

UbuntuにApacheをインストールする

ということで、新規でApacheをインストール。
(管理者権限が必要になるので、以下sudoが使えるようにするのが前提)
まずは、以下のコマンドでUbuntu自体を最新にアップデート。

$ sudo apt update

次に、以下のコマンドでApacheをインストール

$ sudo apt install apache2

すると、途中で以下のようにサイズの確認と継続するか聞かれるので
“Y" を入力。

.....省略.....
Need to get 1,730 kB of archives.
After this operation, 6,982 kB of additional disk space will be used.
Do you want to continue? [Y/n]

日本語環境の場合は以下の表示。ubuntuの日本語化はこちら

.....省略.....
アップグレード: 0 個、新規インストール: 10 個、削除: 0 個、保留: 85 個。
1,730 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 6,982 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n]

特に問題が無ければ、コマンド標準入力画面に戻るので
これでApacheのインストールは完了。

Apache の状態確認(ステータス確認)方法

インストールが完了したら、次にステータスの確認。
コマンドラインから以下コマンドを入力

systemctl status apache2
# または service を使う場合は↓内容はどちらでも同じ service apache2 status

Active: active (running)」と表示されれば、問題なく起動しているはず。
起動していない場合には「Active: inactive (dead)」と表示される。

Apache のドキュメントルート

通常 Apache のドキュメントルートは
/var/www/html
になっているはずなので、ブラウザで操作中のサーバーにアクセスをすると
/var/www/html/index.html
の内容が表示されるはず。

Apache のアンインストール方法

以下のコマンドで Apache のインストールができる。

$ sudo apt remove apache2

Apache の設定ファイルごと削除したい場合には以下のコマンド

$ sudo apt purge apache2

続きはそのうち追記予定