GitをWindowsにインストールする方法|Git For Windows 2.28.0
Windows版のGit(Git For Windows)のインストール手順。
前提・環境
- Windows 10
- Git For Windows 2.28.0
ダウンロードとインストール
- 以下「Git for Windows」のページを開く
https://git-for-windows.github.io/ Download
をクリック
- ダウンロードされたexeファイル(例:
Git-2.28.0-64-bit.exe
)を実行(ダブルクリック) - インストーラーが起動するので
Next >
をクリック
- インストール先フォルダーを確認して、特に変更が無ければ
Next >
をクリック
Git
のフォルダーを作成するか聞かれるのでをはい(Y)
クリック
- オプション選択画面が表示されるので、必要に応じてチェックを選択し
Next >
をクリック。(通常はディフォルトのままでOK)
Additional Icons
はデスクトップにBashのショートカットを置くかどうかWindows Explorer Integration
はファイルやフォルダーを右クリックしたときのコンテキストメニューに何を表示させるかGit LFS(Large File Support)
はLFSのインストールをするかどうかUse a TrueType font in all console windows
はフォントを変更するかどうか
(チェックを入れるとbash以外のコンソールウィンドウのフォントが「Lucida Console」に変更され、マルチバイト文字が文字化けするのでチェックはしない)Check Daily For Git for Windows Updates
はGit for Windowsのアップデートを毎日確認するかどうか
- スタートメニューに追加するかを確認されるので
Next >
をクリック(通常はディフォルトのままでOK)
- 編集に使用するエディタを選択して
Next >
をクリック
選択内容は以下の通り(対応するエディタは別途インストールが必要。特にエディタの指定が無ければディフォルトのままでOK。)Use the Nano Editor by Default
はnanoエディタを標準エディタにする設定Use Vim(the ubiquitous text editor) as Git’s default editor
はVimを標準エディタにする設定(今までのデフォルト)Use Notepad++ as Git’s default editor
はnotepad++を標準エディタにする設定Use Visual Studio Code As Git’s default editor
はVisual Studio Codeを標準エディタにする設定Use Visual Studio Code Insider As Git’s default editor
はVisual Studio Code Insiderを標準エディタにする設定Use Sublime Text As Git’s default editor
はSublime Textを標準エディタにする設定Use Atom as Git’s default Editor
はAtomを標準エディタにする設定Select Other editor as Git’s default Editor
は上記以外のエディタを使用したい場合
- 環境変数pathに追加するフォルダーの設定を選択して
Next >
をクリック
選択内容は以下の通りUse Git from Git Bash only
は Git Bash でのみ Gitコマンド が使用できるようになる。環境変数pathに何も設定されない。Git from the command line and also from 3rd-party software
は DOSプロンプト や PowerShell でも Gitコマンド が使用できるようになる。環境変数pathにC:\Program Files\Git\cmd
が設定される。(通常はこれがオススメ)Use Git and optional Unix tools from the Windows Command Prompt
は DOSプロンプト や PowerShell で Gitコマンド の他に Unix のコマンドも使えるようになる。環境変数pathにC:\Program Files\Git\cmd
C:\Program Files\Git\mingw64\bin
C:\Program Files\Git\usr\bin
が設定される。(上級者向け、意味が分からない場合には選択しない)
- リモートリポジトリに接続する際のHTTPSの設定を選択して
Next >
をクリック
選択内容は以下の通りUse the OpenSSL library
はOpenSSLのルート証明書を使用。(通常はこちらを選択)Use the native Windows Secure Channel library
はWindowsのSecure Channelのルート証明書を使用。(Active Directoryで管理されているWindowsサーバーや、TFSサーバー上のgitリポジトリに接続する際などに選択)
- レポジトリへのチェックアウト・コミット時の改行コードについての設定を選択して
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をクリック
選択内容は以下の通りCheckout Windows-style, commit Unix-style line endings
改行コードがチェックアウト時に「CR-LF」、コミット時に「LF」に自動変換する。Checkout as-is, commit Unix-style line endings
改行コードがコミット時に「LF」に自動変換する。Checkout as-is, commit as-is
改行コードの自動変換はしない。
いろいろなサイトの説明ではディフォルトが推奨されているが、こんなところで改行コードの自動変換をさせると、問題が発生した時に原因が訳わからなくなるので、個人的にはオフにするのがオススメ。
- Git Bashで使用するターミナルの設定を選択して
Next >
をクリック
選択内容は以下の通りUse MinTTY(the default terminal of MSYS2)
Cygwinで使用されているMinttyを使用する。(特にこだわりがなければこちらを選択)Use Windows' default console window
Windowsの標準コンソールを使用する。(ConEmuやConsole2など別コンソールを導入していたり、Windowsの標準コンソールが気に入っている場合などはこちらを選択)
- git pull でマージを行う際の挙動を選択して
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をクリック
選択内容は以下の通りDefault(fast-forward or merge)
「git pull –ff」 が実行される。Rebase
「git pull –rebase」 が実行される。Only ever fast-forard
「git pull –ff-only」 が実行される。
- credential helper の設定を選択して
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をクリック
選択内容は以下の通りNone
credential helperを使用しない。Git Credential Manager
「Git Credential Manager for Windows」を使用する。リモートリポジトリにhttps接続する際にパスワードの入力や二段階認証の手間が省ける。Git Credential Manager Core
「Git Credential Manager Core」を使用する。
- オプションのを選択して
Next >
をクリック(わからなければ変更せずに進めてください)
選択内容は以下の通りEnable file system caching
Git関連のファイルをキャッシュし(応答速度を改善するfscacheキャッシュを有効して)動作を速くする。Enable symbolic links
Gitのリポジトリ内でシンボリックリンクを使用できるようになる。(WindowsのシンボリックリンクはLinux系OSと互換性が必ずしもあるわけではないので注意)
- 試験運用オプションの設定を選択して
Install
をクリック(通常はディフォルトのまま)
選択内容は以下の通りEnable experimental support for pseudo consoles.
チェックをすると Git Bash window 上で Python や Node のコンソールプログラムが動作可能になる。ただし既知のバグが存在する。
- インストール開始
- インストール完了
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