Ubuntu で sudo 権限を追加する方法(ユーザにsudo権限付与)

2020年7月19日Ubuntu

Ubuntu でユーザーに対して sudo 権限の付与する方法について。
単純なLinuxのコマンドだが頻繁に繰り返すような作業では無いので、使う時には忘れていて毎度ググってる気がするのでメモ。

前提・環境

  • Ubuntu 18.04 LTS
  • 作業者がsudo(管理者権限)を使える

Ubuntu でユーザーを新規追加するには↓

ユーザに sudo 権限を付与する

  1. 既存ユーザーがsudoを使えるようにするにはgpasswdコマンドを使って sudo グループに追加する
    # 「user_name」は自分のユーザー名に置き換える
    $ sudo gpasswd -a user_name sudo
    
  2. 以下のレスポンスが返ってきて完了。
    Adding user new_user to group sudo
    
    # 日本語環境の場合のレスポンス
    ユーザ new_user をグループ sudo に追加
    
  3. 念のため ちゃんとグループに追加されているか確認すると
    $ cat /etc/group | grep user_name
    
  4. こんな感じでsudoグループuser_nameが追加されているのが確認できるはず
    sudo:x:27:root,user_name
    user_name:x:1002:
    

補足・参考

※上記のようなグループ権限の編集結果は、対象となるユーザ(上記の場合「user_name」)が一度ログアウトしないと反映されないので気を付ける。
これを知らなかったり、忘れてたりすると「sudoグループ追加したのに…どうなってんの?」ってテンパったりする。

ちなみに、以下のコマンドでも上記と同様の事ができる。

$ sudo usermod -aG sudo user_name