jqをWindowsにインストールしてコマンドプロンプトで使う
Windows10 に jq をインストールしてコマンドプロンプトで使えるようにしたので、その方法と手順を忘れないようにメモ。
目次 - Contents
前提・環境
- Windows 10 Pro (64bit)
- jq 1.6
jq とは?
JSONデータを解析して、整形や集計したりして表示ができたり、値を抜き出したりできるJSON用の便利なコマンドツール
ダウンロード
- jq オフィシャルサイトを開く
Download jq
をクリックして表示されるドロップダウンメニューからWindows(64-bit)
を選択
- exeファイル
jq-win64.exe
がダウンロードされる
使い方
jq は exe ファイルをダウンロードした時点で、以下のようにコマンドプロンプトから実行すれば基本的には使える。
> type test.json | jq-win64.exe .
でも実際には以下のようにコマンドとして使いたいので
> type test.json | jq .
パス(Path)を通して jq
コマンドとして利用できるようにする
パスを通す
まずはコマンドを jq
で利用できるように、ダウンロードしたexeファイル jq-win64.exe
のファイル名を jq.exe
に変更。
パスが通っているフォルダに置く
すでにパスが通っているフォルダに置く方法。
jq.exe
を、次のようなパスの通っているフォルダに移動する。
C:\Windows
C:\Windows\System32
- 以上完了
この方法はexeファイルを移動するだけなので簡単だが
- 管理者権限が必要
- システムフォルダなので、個別に追加するファイルが重要なシステムファイルとごちゃ混ぜになり、かなり気持ちが悪い
任意のフォルダにパスを通す
好きな場所に jq.exe
を置いてパスを通す方法。
jq.exe
を自分の好きな場所に配置する- コントロールパネルから「システムとセキュリティ」>「システム」>「システムの詳細設定」をクリック
- すると「システムのプロパティ」が開くので
環境変数(N)…
をクリック
- 「ユーザー環境変数」側の「Path」を選択して
編集(E)…
をクリック
参照(B)…
をクリックするとフォルダ参照ウィンドウが表示されるので、jq.exe
が置いてあるフォルダを選択してOK
をクリック
- 選択したフォルダが追加されたのを確認して、これまで開いた全てのウィンドウを
OK
で閉じる - 以上完了
jq コマンドとして使う
上記の手順でパスを通すところまで完了すれば
> type test.json | jq .
のように jq
コマンドとして使えるようになる
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