jqをWindowsにインストールしてコマンドプロンプトで使う

2020年7月12日アプリ

Windows10 に jq をインストールしてコマンドプロンプトで使えるようにしたので、その方法と手順を忘れないようにメモ。

前提・環境

  • Windows 10 Pro (64bit)
  • jq 1.6

jq とは?

JSONデータを解析して、整形や集計したりして表示ができたり、値を抜き出したりできるJSON用の便利なコマンドツール

ダウンロード

  1. jq オフィシャルサイトを開く
  2. Download jq をクリックして表示されるドロップダウンメニューから Windows(64-bit) を選択
  3. exeファイル jq-win64.exe がダウンロードされる

使い方

jq は exe ファイルをダウンロードした時点で、以下のようにコマンドプロンプトから実行すれば基本的には使える。

> type test.json | jq-win64.exe .

でも実際には以下のようにコマンドとして使いたいので

> type test.json | jq .

パス(Path)を通して jq コマンドとして利用できるようにする

パスを通す

まずはコマンドを jq で利用できるように、ダウンロードしたexeファイル jq-win64.exe のファイル名を jq.exe に変更。

パスが通っているフォルダに置く

すでにパスが通っているフォルダに置く方法。

  1. jq.exe を、次のようなパスの通っているフォルダに移動する。
    C:\Windows
    C:\Windows\System32
  2. 以上完了

この方法はexeファイルを移動するだけなので簡単だが

  • 管理者権限が必要
  • システムフォルダなので、個別に追加するファイルが重要なシステムファイルとごちゃ混ぜになり、かなり気持ちが悪い

任意のフォルダにパスを通す

好きな場所に jq.exe を置いてパスを通す方法。

  1. jq.exe を自分の好きな場所に配置する
  2. コントロールパネルから「システムとセキュリティ」>「システム」>「システムの詳細設定」をクリック
  3. すると「システムのプロパティ」が開くので環境変数(N)…をクリック
  4. 「ユーザー環境変数」側の「Path」を選択して編集(E)…をクリック
  5. 参照(B)…をクリックするとフォルダ参照ウィンドウが表示されるので、jq.exe が置いてあるフォルダを選択してOKをクリック
  6. 選択したフォルダが追加されたのを確認して、これまで開いた全てのウィンドウをOKで閉じる
  7. 以上完了

jq コマンドとして使う

上記の手順でパスを通すところまで完了すれば

> type test.json | jq .

のように jq コマンドとして使えるようになる